課税遺産総額
課税遺産総額とは、相続税の計算において、各相続人の課税価額の合計額から基礎控除額を控除して得られる金額のことである。課税価額というのは、「本来の相続財産」と生命保険金、退職金などの「みなし相続財産」に、被相続人の生前3年以内に各相続人へ贈与された財産、相続時精算課税制度により贈与された財産を加え、墓地・墓石・仏壇や一定金額内の死亡保険金、死亡退職金などからなる非課税財産と控除可能な債務・葬式費用との合計額を、控除して得られる金額のこと。
基礎控除額は、「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」である。なお、養子は全員法定相続人ですが、法定相続人の数に含まれる養子の数には制限があり、被相続人に実子があるときは1人、実子がないときは2人までとなっている。
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- 最終更新:2013-08-12 14:38:01