各人の相続税の算出

実際に納めるべき各相続人の相続税を算出します。

まず、相続税の総額に、各相続人の実際に受けた相続分の割合を かけて算出します。

各相続人の相続税額=相続税の総額×各相続人の課税価格の割合

配偶者・一親等血族(代襲相続人を含む)以外の相続人(兄弟姉妹・第三者など)は、 上記の税額を1.2倍(20%加算)にします。

算出された金額から、下記の各種控除を差し引いたものが実際に納めるべき相続税になります。 次の順序で控除していきます。

(1)贈与税額控除
(2)配偶者の税額軽減
(3)未成年者控除
(4)障害者控除
(5)相次相続控除
(6)外国税額控除


贈与税の相続時精算課税を選択している人は、更に下記の計算をします。

【相続税額】=【控除後の相続税額】-【相続時精算課税分の贈与税額(外国税額控除前の税額)】

贈与税の相続時精算課税で控除しきれなかった場合(前式の結果がマイナスの場合)は、税金が還付されます(税金が戻ってくる)。
【還付額】=【控除しきれなった額】-【贈与税計算時に控除した外国税額】









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  • 最終更新:2013-08-12 14:21:41

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